禅東院の歴史 山号は神龍山、応永7年(1400)真言宗、海厳和尚の開創といわれる。 慶長年間(1596−1614)少林寺2世大室隣徹により曹洞宗となる 明治4年(1871)の廃藩置県によって、八王子は江戸幕府の直轄領や旗本領から神奈川県に編入され、明治11年には神奈川県南多摩郡役所が八王子の中心地にある禅東院に開設された。 明治30年(1897)八王子大火で伽藍を焼失。第二次大戦の昭和20年8月八王子大空襲でも伽藍が焼失。 その後、18世英道俊一和尚代昭和25年、禅宗系単立仏教寺院として発足した 現在、居士禅として人間禅 西東京支部も併設され本格的な参禅修行も行える 開かれた寺院として活動している。. ※伝統的行事(葬儀、法要等)に関して、当山は住職が臨済宗(建仁寺僧堂)、曹洞宗(最乗寺僧堂)の両道場で修行した関係 で、禅門の伝統で儀式を行っております。 国際仏教センター・ 東福寺戒壇の歴史 18代住職大石俊一和尚により昭和29年4月12日に禅東院境内に建立された東福寺は俊一和尚の活発なる出版、仏教啓発運動の拠点として活動してまいりました。 近年副住職を中心とした初期仏教との交流がここを起点として行われています。そして、ついに 佛紀2550年平成18年4月29日スリランカ大寺派総本山アスギリア精舎管長ブッダラキタ大長老ふくむ二十人の長老方によりこの地が上座仏教テーラワーダ戒壇として日本で初めて認定されました毎週土曜に行われる坐禅会、そして、毎月の新月、満月、上座仏教僧侶による布薩行事が修行されています。毎年行われる宿泊坐禅会、在日ネパール人を中心に行われる釈尊祝祭日ブッダジャヤンティ来日された仏教国からの友人の宿泊、観光案内など交流が盛んに行われています。 2014,11・1には在日台湾、 中国人の方々」の伝統行事も行われました。 日本の仏教、テーラワーダ・初期仏教(スリランカ・タイ等の南方に伝わる仏教と協力しあい お釈迦様の教えの根本。実践、発信していくことを目指す寺です。 |